KGC(久留米グラフィッククラブ)って?
1995年:発足
KGC(久留米グラフィッククラブ)は、今から20数年前、福岡県は久留米市で誕生したイラストサークルです。
「絵を描く、イラストを描く、極端な話、公園のベンチに座っていてもつい木の棒で地面に絵を描いてしまう」そんな二次元の創造が何よりも好きなメンバーが集まって活動を開始した団体です。
最初は市の公民館の一室を借りて、週に一回、集まって創作活動を行っていました。
1997年~:ホームページ開設
当時、まだインターネットは黎明期でニフティサーブに代表されるパソコン通信が全盛の時代でした。
そんな頃に私たちは時代を先取りし、早々にホームページをオープンさせました。まだInternetExplorerも無く、ブラウザと言えばNetscapeNavigatorのみ。
パッケージ販売されていたNetscapeの箱にはフロッピーディスクが1枚入っていたのを覚えています。
KGCのホームページでは、毎回テーマを決めて作品を発表する「テーマギャラリー」を行なったり、各地で開催した展覧会の模様を紹介したりしました。
手打ちのHTMLとCSSを駆使し、ドット単位のレイアウトで作成したホームぺ時は話題となり、Macintosh専門誌「マックパワー」を始め、各種雑誌で紹介されました。
このホームページは諸事情もあり、またブログやSNSが台頭し始めた2000年代初頭に一旦閉鎖されました。
1997年~:イラスト展開催
各地の公民館・市民会館・文化会館などの部屋を借りて作品展を開催しました。
この頃にはメンバーも全国各地に20数名を数え、作品データを本部にメールで送り、本部で出力して展覧会を行うという、当時としては先進的な手法が取られていました。
こういうイベントが珍しかった当時、西日本新聞の取材を受けたり、ローカル情報誌で紹介されたりしました。
中でも1997年夏に福岡国際センター・1998年初頭に福岡サンパレスで開催したものは最大規模の展覧会となりました。
アニメ関係の声優イベントとの共同開催で、深夜とは言えテレビCMで告知した大々的なものでした。来場者数は最大で3,000人を誇りました。
1998年~:会員個々の活動
KGCという団体の活動とは別に会員個々の活動も活発に行われました。
例えば、私・隊長は市の文化団体の展覧会へも出展し、
久留米市美術館・久留米市役所にエヴァンゲリオンを飾った男ととして話題を誘いました。
中国との芸術交流イベントで作品を中国に送り、合肥市で展示されたりもしましたし、チャリティー絵ハガキ展をデパートの特設会場で開催したりもしました。
映像関係の仕事をしていた、とあるメンバーは、自らキャラデザ・作監・動画全てをこなしたオリジナルアニメを収録したビデオ・DVDを全国で販売され、何度か劇場公開もされました。
このメンバーは同人誌やグッズを制作し、今でも精力的に活動しています。
以下、追記予定。